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尺八製管#157

26 tue 『Mayphy Jazz Trio』Mayphy(vo)中嶋明彦(b)河野多映(p)
 先日入手した”Rampo2尺管”のピッチがA=446Hzと高かったんで先日それで演奏したときはA=446Hzに箏を調弦してもらっていた。しかしなぜ高名な管がそんなにも高いピッチなんやろ?ふと連想して”Gyokusui管”のピッチを測ると同様A=446Hzと高かった。何故?・・・・回答は「内吹きでないとアカン!」。そう、外吹きは歌口(リード)に分かたれる息の半分以上が外に出る。それを音出しの簡便性から採用していたが、音色から行くと内吹き(歌口に分かたれる息の半分以上が管内に入る)の籠(こも)り音の方が管内共鳴がエエ。古管はそれを狙っていたのでは????そこで先ず”Rampo2尺管”のピッチAをメって(外吹きから顎を引く)442Hzにまで落としてみると既述の内吹き通りになった。ついでに”Gyokusui管”も同様に試したら同結果やった。そこで”腐ってもRampo管”を内吹に試したら同様やった。但しピッチAは440Hzまで落ちてしもうた。今更442Hzにまで上げる修理は次期演奏会(5/31)には間に合わぬが音色は捨てがたい。そこでA=440Hzに箏、三絃を調弦してもらって音色勝負とすることとした。結果オーライならば”腐ってもRampo管”のピッチAを内吹きで442Hzにすべく修理すっかな~
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